About

サイトについて 

開始 04.4.3
内容 同性愛♂テキストサイト。短編中心。
著作権 放棄しておりません。

ご意見、ご感想、その他何かございましたら、
こちら(koccun雨gf.chu.jp ←雨を@に変換してください)
までどうぞ


管理人について

名前 片葉(かたは)
誕生日 09.20
尊敬 Sound Horizon/狗飼恭子/鎌谷悠希/etc..
基本動作 眠る/演奏/物書き/カメラ撮影/etc..

管理人のもう1つの顔 『雨、雨、雨、』 (グラスアイの球体間接人形ブログ)


Short story

思い出操縦席 15.06.06
カラオケ / 失恋 / 今彼 / 社会人 / 歌えない歌 / 歌いたい歌 /



昼に見る星 15.05.30
流れ星 / 夢 / 昼と闇 / ひとり /



君に会いに 14.04.30
ストーカー / もんじゃ焼き / 馬鹿! / 大学生 / 元バイト仲間 / 変態vs没個性 /



Hello 12.04.22
モノレール / 距離感 / おじさんと僕 / 初対面 /



からから 10.07.19
七夕と願い / 先輩と後輩 / 俺と僕 / プラスとマイナス / 片恋とド阿呆 /



無口なてがみ・無言のこころ 10.03.22
文通 / メール / 引越しと再会 / 泣き虫 / 先輩と後輩 / 回想 /



在処 09.11.22
林檎 / もやし / 右手中指 / 大学生 / 秘密 / 片恋と終恋 /



スプーン 09.08.23
サラリーマン / 同期 / 花火大会 / 残業 / 片恋 /



やさしいサカナは自らつかまる 09.07.25
バカップル / 高校生と大学生 / 深夜 / 繰り返し / 缶コーヒー /



また、明日。 09.05.23
神社 / 中退 / 異星人 / 3人 / 片膝 /



雨を編む放課後 09.02.20
ケンカ / 白い壁と赤い雨 / 風邪 / 学生 / ばあーか / 二重奏 /



恋愛至上主義 08.7.21
学生 / マスコミ / おつきあい / すれ違い / 唐揚げ /



あいにく 08.7.6
トランプ / 愛 / 泊まり / 友達 / 本音 / 2人して /



チェロになれなかった男 08.4.2
チェロ / 便箋と小説 / パティシエ / 両想い / 終わりは、ない /



想い 07.12.1
同棲と家出 / 携帯と眼鏡 / 青と白 / 想いと重い / 眠りと雪 / 学校 /



カラフル 07.9.2
失くし事 / 願い事 / 始まり、終わり / 栞 / 精神系 /



眼鏡 07.8.14
ファーストフード / 高校生。そろって眼鏡 / 片想い / 3人 / 僕だけ /



空飛ぶ観覧車 07.7.29
観覧車 / バイト仲間 / 現実逃避 / 恋 / 始まり /



センチメンタル 07.7.22
夏 / 海 / サンダルと自覚 / 精神系 /



車内恋愛 07.6.17
失恋 / 電車 / 乗り換え / 精神系 /



接触不良 07.3.25
友達 / 失恋 / 未練 / コード /



静まり返った朝がくる 07.3.17
独白 / 失恋の後 / 君は / 君と / 君に / 君が / 君を /



コンビニで、雨宿り 07.1.25
両想い、片想い / 2人で3人で、1人で / 浮気だったり一途だったり / 高校生 /



平行線 07.1.14
クラスメイト / 片恋 / 触れる / 苦 /



靴の裏 06.3.20
先輩 / 人間不信 / 90度 / 精神系 /



青い日 不明
傘 / 晴れ / 初対面 /



日の出探し 07.1.3
初日の出 / 3人兄弟と、幼馴染 / 片恋 /



忘れ物置き場 06.12.28
冬の花火 / 3人兄弟 / 独り /



待ち人来たらず 05.8.2
夕立 / 虹 / 電車 /



ゆきうた 05.3.8
何気ない日常 / 歌 / 偶然 /



雪を蹴飛ばす 06.1.23
車 / 雪 / 幼馴染 / プレッシャー / かくれんぼ /



降らない雨の日の日記 不明
手紙 / 遠い人 / 雪 / 高校 / 幻 /



whisper 06.6.19
口笛 / ルームシェア / 大学生 / 見守る人 / 静 /



シンプル 05.10.13
音楽委員 / ピアノ / 歌 / 内気 / 少々精神系 /



白の世界と君と僕 05.12.18
暖かな、別れ話 / 夕日 / 白い息 /



センセーと僕 05.8.11
小説家と凡人 / 幼馴染 / 染み /



小さな主張 05.2.20
始まりの友達 / 本屋 / ノック /



物好きこよし 06.1.4
精神崩壊 / 砂場と滑り台 / 見守る /



水の中の光 05.8.18
同級生 / プール / 声援 /



まとまらない 05.11.18
失恋 / もどかしさ / 友達の兄 /



今日と明日と明後日と 06.6.18
ストーカー / 無自覚 /



黒ノ光 04.8.29
暗闇 / 手繋ぎ / 精神系 /



君と居る罪 04.9.26
高校生 / サボリ / 煙草 / 恋の終わり /



ひよこ 05.11.17
サラリーマン / 上司と部下 / 携帯電話 / ほのぼの /



ひとりとひとり 04.8.2
双子 / 孤独 / 精神系 /



37℃ 不明
風邪 / いとこ / 勝負 / 片想い /



走れ、走れ、走れ 06.5.27
先輩と後輩 / ほのぼの / 独りじゃない /



吹雪 06.12.2
中学生 / 片想い / もやもや /



果て 06.12.22
小学生と高校生 / 空 / 漕ぐ / サボリ / 精神系 /



かさばる人 06.10.5
引きこもり同士 / ほのぼの / 雨 / 片想い /



dejavu? 不明
先輩と後輩 / 意地っ張りとマイペース / ほのぼの /



コーヒー 05.11.27
年の差 / コーヒー勝負 / 甘甘 / へたれ /



バイオリンは、君と雨を 05.4.2
大学生 / 同棲 / 雨 / 楽器 / まったり /



バイオリンは、君と雨を2 05.5.2
大学生 / 同棲 / 雨 / 合奏 / まったり /



アジト 06.1.5
兄弟 / 冬の花火 / 淡々 /



空、送信 05.3.21
カメラ / 携帯 / 高校生 / パン屋 / おせっかい /



遠距離恋愛 不明
遠距離片想い / 告白 / 無変化 / お別れ /



ツバサ 05.6.5
大学生 / 未練 / 精神系 /



霧運ぶ船 06.7.12
大学生 / 教師 / ツバサ続編 / 終着点 /



たまご 05.7.25
記憶喪失 / 高校生 / 闇の中 / 精神系 /



縛る、強く 05.11.29
思い出 / 首輪 / 散歩 / 少年 / 精神系 /



チョーク 04.5.3
高校生 / 感傷的 / 虹 /



チョーク2 05.7.9
高校生 / 感傷的 / 雨 /



寄せ集め 04.4.30
高校生 / 体調不良 / 風変わり /



ごっこ遊び 04.9.20 (文章に実験要素有)
高校生 / 片想い / 恋人ごっこ /



言葉、弾む。 不明 (誰かの日記的要素)
俳句 / マイペース / ストーカー / メール交換 /



日常の欠片 04.11.16 (誰かの日記的要素)
年の差 / 初恋 / 四季 /



日常の欠片2 不明 (誰かの日記的要素)
年の差 / 一途恋 / 四季 /




Long story

沈黙のピアノ(07.7.16完)

音大生。引きこもり。嫉妬。無表情。無言の声。
アキ 
白  

矢印シリーズ(06.7.2完)

先生。高校生。片想い。3角関係。
101112131415
15.516

番外編 

ふわふわな、ひらひらシリーズ(05.4.21完)

大学生。女装。片想い。お隣さん。
101112

番外編 

治療シリーズ (04.8.12完)

大学生。引きこもり。親友。夫婦漫才?


番外編 


リンクについて

URL http://koccun.chu.jp/のみ、リンク・アンリンクフリー。
バナーはこちらをどうぞ。
(仲良くさせていただいています、壱季さんから頂いたものです。有難うございます!!)



・80円(ナルト絵) ・大砲の街(写真)



感謝

検索


Memo

2019/03/13

お久しぶりです、片葉です。
長いこと更新をしていないのですが、実は半年くらい前からずっと、ある男の子たちのお話を書いていました。
サイトの路線から外れてしまうので、お話しをここに載せることはないのですが、
番外編のほんの数行だけでも、この場所に置きたくなってしまいました。
自己満足ですみません(汗)
少しの間、彼らをこのサイトに住まわせてください。





「すみ君、すみ君」

 時々、あの人から、君付けで呼ばれることがある。

 普段は俺を『真澄』って呼び捨てにするのに。

 無意識に使い分けてくるのだ。ケンカしたときや、甘えたいとき。それから、俺が落ちこんでるときにだけ、君付けにして俺を喜ばせてくる。

 もともと、俺は女みたいな自分の名前が嫌いだった。子供のころは兄の名前がうらやましくて、いっそ兄になれたらいいのになんて思ったこともある。

 だけど俺は、俺のままでいいと思えるようになった。

 とにかく、あの人の「すみ君」と呼ぶ声が可愛くてたまらないのだ。もしも俺が、兄の「光(こう)」という名前だったら、ここまで幸せな気持ちになんてなれないと思う。

 兄の名だったら、呼び方は「こー君」になるだろうか?

 ……あ。これはこれで可愛いかもしれない。

 普段大人ぶった顔をしたあの人が、にこにこ、顔を覗き込みながら「こー君」と呼ぶ姿を想像してみる。

 ……なんか、腹が立ってきた。

「すみ君」

 妄想に夢中な俺の傍で、あの人がまた俺の名前を呼んだ。

 耳をそばだてる俺の顔は、一気に緩む。……我ながら、単純だ。

「まー君、すー君、みー君」

 あの人が、変化球を投げ始めた。でも、返事はしない。もっと、呼んで欲しい。俺の名前を。あの人だけが見つけてくれる、俺の名前を。

 俺は俺でいいんだよって、もっと教えてほしくて、俺は緩んだ頬でそっぽを向く。